2016-01-06 15:56:00

主の公現:教皇「福音宣教は教会にとって召命」


1月6日、「主の公現」の大祝日、教皇フランシスコは、バチカンの聖ペトロ大聖堂でミサを捧げられた。

「主の公現」の日は、神の御子イエス・キリストが公に人々の前に姿を現されたことを祝い、異邦人である東方三博士の訪問に代表されるように、イエスを通して神の栄光がすべての人々に現れたことを記念する。

「起きよ、光を放て。あなたを照らす光は昇り、主の栄光はあなたの上に輝く」(イザヤ60,1)。ミサの説教でイザヤ書の一節を示された教皇は、キリストこそ真の光であり、キリストだけが人々の生き方を照らすことができると説かれた。

キリストの福音を告げることは、多くの可能性からの選択ではなく、一つの職業でもない、「教会にとって福音宣教は召命であり、他の道はない」と教皇は強調。

東方の博士らは、世界の様々な場所で生きる、神の家に迎えられるべき人々を表していると指摘しつつ、「イエスの前で、人々は民族・言語・文化によってもう分かれることはない。幼子イエスにおいてすべての人類は一致を見出す」と話された。

いかに多くの人々がキリストを必要とし、御父の御顔を求めていることかと述べた教皇は、東方の博士たちのように、今日の世界で、揺れる心のもと確かな答えを求め続ける人々に、ベツレヘムへの道を示さなければならないと、全教会の宣教精神を励まされた。








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