2015-11-30 11:32:00

中央アフリカ:教皇、モスクにイスラム教共同体を訪問


教皇フランシスコは、11月30日、中央アフリカ・首都バンギのモスクを訪問、イスラム教関係者とお会いになった。

モスク周辺には地元のイスラム教徒らが大勢集い、教皇に温かい歓迎を示した。

指導者らと共にモスクに入られた教皇は、中央アフリカへのこの訪問において、イスラム共同体との出会いは欠けてはならないものであったと、出会いの喜びを述べられた。

「キリスト教徒とイスラム教徒は兄弟です」と教皇は強調。

中央アフリカを揺るがしたここ最近の出来事や近年の暴力は、宗教そのものを動機としたものではないことを知っていると述べながら、「神を信じるという者は、平和の人でなくてはならない」と話された。

教皇は、キリスト教徒と、イスラム教徒、そして伝統宗教の信者たちが、この地で長い間平和に共存してきたことを思い起こされ、皆が一致を保ち、「神の御顔」を傷つける行為がないよう努力を続けていくことを願われた。

「皆で憎しみと、復讐、暴力にノーと言いましょう。神とは平和です」。このように述べた教皇は、すべての人民間の和解と、兄弟愛、連帯のために、共に祈り働くよう呼びかけられた。

 








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