2015-11-29 18:41:00

中央アフリカ:教皇、バンギの司教座聖堂でミサ、聖年の扉を開く


教皇フランシスコは、11月29日、訪問先の中央アフリカ・首都バンギでミサを捧げられ、「聖年の扉」を開かれた。

この日の夕方、バンギの司教座大聖堂で、中央アフリカの司祭・修道者・神学生らと共にミサを捧げられた教皇は、ミサの開始前に、聖堂入口で「いつくしみの特別聖年」のための「聖年の扉」の開門儀式を行われた。

典礼暦で「無原罪の聖母」を記念する、来る12月8日、カトリック教会は「いつくしみの特別聖年」を開幕する。これに際し、ローマの聖ペトロ大聖堂をはじめとする教皇直属の4大バジリカの「聖なる扉」が順次開門される。また、聖年中、世界の各教区の司教座聖堂でも「聖なる扉」が開けられる。

教皇はこれらに先立ち、中央アフリカで最初の「聖なる扉」を開き、このように述べられた。

「今日、バンギは世界の精神的な首都となります。いつくしみの聖年は先立ってこの地に訪れました。それは長い間、戦争と憎しみ、無理解、平和の欠如に苦しむ地です。ここには戦争の十字架を背負う他の国々もあります。バンギは祈りと御父のいつくしみの首都となります。皆でいつくしみと、和解、赦し、愛を、中央アフリカと、戦争に苦しむ世界のすべての国々のために祈りましょう」

教皇はミサの後、若者たちと祈りと赦しの秘跡の時を持たれた。








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