2015-09-03 15:53:00

教皇、イスラエル大統領と会見


教皇フランシスコは、9月3日、イスラエルのルーベン・リブリン大統領の訪問を受けられた。

バチカン宮殿で行われた両者の会談では、様々な紛争を抱える中東の政治・社会情勢について意見が交換され、特にキリスト教徒と他の少数派の状況が注目された。これに関連して、宗教間対話の重要性と、諸宗教指導者の和解と平和を推進する責任が指摘された。

イスラエルとパレスチナ間の問題では、互いの信頼を醸すことが急務であり、これによって、平和と地域安定に寄与する尊重ある合意に向け、交渉を再開する必要が強調された。

イスラエルと教皇庁、またイスラエルの行政当局と地域のカトリック教会の関係については、起草中の二国間協定の早期締結と、イスラエルにおけるキリスト教系の学校に関するいくつかの共通問題に適切な解決が与えられることが希望された。








All the contents on this site are copyrighted ©.