教皇フランシスコは、病者に奉仕するアルゼンチンの教会活動にメッセージをおくられた。
「緊急司祭サービス」と名づけられたこの活動は、1952年、コルドバに生まれたもので、病者や、臨終の床にある信者たちに、司祭が見つかりにくい時間でも秘跡が安心して受けられるよう保証することを目的としている。
司牧者と信徒たちが協力して、心を込めて病者たちを支えるこの奉仕を、教皇はメッセージを通して励まされ、今年12月から始まる「いつくしみの特別聖年」が、助けを必要とする人々により近づき、これらの兄弟たちにわたしたちの存在を通して愛情と友情を伝える機会となることを願われた。
そして、イエスが神の裁きとはどういうものかを示した喩え(マタイ25章)における、「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」という王の言葉を心に留め、「これらの小さき人々、一人ひとりの中にキリストご自身がおられる」ことを忘れないように呼びかけられた。
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