教皇フランシスコは、8月4日、ミサの侍者を務める少年少女たちの大会に挨拶をおくられた。
バチカンの聖ペトロ広場で行われたこの大会には、ヨーロッパを中心に3大陸・約20カ国から、教会で侍者の役割を通してミサに奉仕する少年少女、およそ1万2千人が参加、暑さにも負けず、歌や歓声で会場を活気付けた。
侍者とは、ミサの際、祭壇での儀式に参列し、司祭と助祭を助け、ミサの進行に注意しながら、必要な補佐をする奉仕者。
教皇は、大会テーマである預言者イザヤの言葉「わたしがここにおります。わたしを遣わしてください」(6,8)を掲げつつ、神に奉仕するために、神の手に自らを委ねるイザヤの態度を、侍者たちのモデルとして示された。
侍者たちもまた、小さく弱い自分をイエスの助けに信頼して託すことで、人生という大きな旅に挑む力を得ることができると教皇は述べ、イザヤのように神の無限の偉大さを発見し、神のすぐ近くにいて、神の働きかけを辛抱強く待つことの大切さを説かれた。
少年少女たちの主の祭壇への奉仕を感謝された教皇は、侍者の務めを信仰と隣人への愛の学び舎として成長して欲しいと願われた。
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