2015-07-07 16:05:00

エクアドル:教皇、大統領と会見、キト大聖堂から市民を祝福


教皇フランシスコは、7月6日、訪問先のエクアドルでラファエル・コレア大統領と会見された。

この日午前、グアヤキルでミサをとり行われた教皇は、午後には首都キトに戻り、大統領を官邸に表敬訪問された。

コレア大統領とのおよそ30分にわたる会談後、教皇は大統領の家族ともお会いになった。

贈り物の交換で、教皇はモザイクの聖母画と、ご自身の文書2冊、使徒的勧告「福音の喜び」と、最新の回勅「ラウダート・シ」を渡された。大統領から教皇へは、キトのイエズス会の教会のファサードの画が贈られた。

この後、コレア大統領と共に大統領官邸のバルコニーに立った教皇は、集った市民らを祝福された。

続いて、教皇は大統領官邸に隣接する司教座大聖堂に徒歩で向かわれた。熱心に歓迎する人々の間を歩みつつ、教皇は病者や障害者に言葉をかけられた。

大聖堂内で、教皇は聖母像の足元に花束を捧げ、聖体を安置した礼拝堂で祈られた。

大聖堂の外に出た教皇は、夜の広場をいっぱいにした市民に挨拶をおくられた。教皇は、皆兄弟として、エクアドルの国から誰一人疎外されたり、切り捨てられることが無いようにと呼びかけられた。

そして、市民と共にアベマリアを唱えた教皇は、エクアドルのすべての国民と家族のために祝福をおくられた。

 








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