2015-06-24 14:23:00

今秋開催の家庭をめぐるシノドス、討議要綱発表


今年10月バチカンで開催される「家庭」をテーマにした世界代表司教会議(シノドス)の「討議要綱」が発表された。

第14回通常総会となるこのシノドスは、「教会と現代世界における家庭の召命と使命」について考察を深めることを目的に、2015年10月4日(日)から10月25日(日)まで開催される。

このたび発表された討議要項の内容は、第1部「家庭の挑戦に耳を傾ける」(1~4章)、第2部「家庭の召命の認識」(1~3章)、第3部「今日の家庭の使命」(1~3章)に大きく分けられる。

今回の要綱は、このシノドスの準備として昨年10月に行われた世界代表司教会議・第3回臨時総会の最終報告書をベースとして忠実に用いると共に、さらに今シノドスのために世界各国の司教らに託した質問書の回答を反映させることで、より充実した内容となっている。

この要綱は、現代の家庭の姿を文化・社会・経済・聖書・福音宣教、教会生活など、様々な角度から見つめながら、その中で、男性と女性の違いをめぐる問題や、戦争・移民・貧困など家庭解体の原因と社会の基盤である家庭の保護について、高齢者や障害者らにとっての家庭の大切さ、移民の家庭、暴力・堕胎・代理出産など女性を取り巻く問題、婚姻無効訴訟のプロセス、民法上に離婚し再婚した信者の典礼的・司牧的問題などにも触れている。








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