2015-03-12 13:52:00

聖地のための献金を呼びかけ、東方教会省


教皇庁東方教会省は、聖週間を前に、聖地への献金を呼びかけている。

カトリック教会は、毎年復活祭直前の金曜日「聖金曜日」に、聖地のための献金を行なっている。

東方教会省(長官:レオナルド・サンドリ枢機卿)は書簡を通し、特に中東情勢が深刻さを増す今、聖地のキリスト教共同体と信仰の場に対する支援と祈りが一層必要と強調している。

教皇フランシスコが世界各地の兄弟姉妹の苦悩の叫びを心にかけておられるように、現在もシリアやイラクでは多くの人々が難民となり、武器の前に対話は閉ざされ、無分別な憎しみのために人々は殺害され、すべてを失い、先祖伝来の地を追われていると書簡は指摘。

聖地のキリスト教徒たちの現地に留まろうとするあらゆる努力を、世界のキリスト者たちは宗派を超えて心に留めなくてはならないと訴えている。

中東に散らばるキリスト教徒たちの小さな群れは、対話の橋を築き、平和の福音を述べるよう招かれていると書簡は記し、聖地の信者の教会生活に必要な支援を保証するために、世界のすべてのキリスト者たちの連帯をアピールしている。








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