2015-02-21 17:09:00

ナレクの聖グレゴリオ、「教会博士」に


ナレクの聖グレゴリオが、「教会博士」とされることが明らかとなった。

教皇フランシスコは、2月21日、教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿とお会いになり、この席で、ナレクの聖グレゴリオ・修道司祭(950頃-1005頃)に教会博士の称号を近く付与するという列聖省の定例会議上の決定を承認された。

聖グレゴリオは、アルメニアのアンゼバシクの書記の家庭に生まれた。司祭に叙階された後、修道院の院長となり、祈りと労働のうちに謙遜と愛徳に満ちた生活をおくった。卓越した神学者であった聖グレゴリオは、また、アルメニア文学における最も重要な詩人の一人でもあった。代表的な著作として、雅歌の注釈や、聖母マリアに捧げたものをはじめとする多くの頌詞、詩の形をとった祈祷集などがある。1005年頃、ナレクで帰天した。








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