2015-01-26 18:18:00

教皇フランシスコ、日曜アンジェラスの祈りで平和アッピール


1月25日日曜正午のアンジェラスの祈りに際して、教皇は全世界に向けて平和を訴えるメッセージを送られた。この日は教皇のアンジェラスの祈りの終わりに二人の少年少女が教皇の書斎の窓から教皇と共に姿を現し世界の子供たちを代表してメッセ-ジを読み上げた。その間聖ペトロ広場を埋め尽くした子供たちが平和を願うメッセージの詰まった色とりどりの風船を大空に放った。 教皇は次のように語った。

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、こんにちは。

              今日の福音はイエスの宣教の開始を物語っています。聖マルコはイエスは洗礼者ヨハネが投獄された直後、宣教を開始したと強調しています。洗礼者ヨハネは神のみ国の到来を宣教しました。その宣言はヘロデ王によっておさえつけられましたが、まさしくその時イエスは聖ヨハネと同じメッセ-ジを宣言し始めます。イエスは神の「よきおとづれ」福音を全ての人々、特に貧しい人々に告げ知らせます。イエスのメッセージはヨハネのメッセージと似てはいますが大きな違いがあります。それはイエス自身が伝えられる「よきおとづれ」福音だと言うことです。イエスは神の全ての約束の成就です。生ける「神のみことば」そのものです。彼に聞き、彼に従い、彼を信じるとき人は神のみ国に入るのです。i

教皇はこの後平和を求めて次のようにアッピールされた。

現在多くの市民をも巻き込み犠牲者を続出している東ウクライナの憂慮すべき状況に心を痛めています。苦しみの最中にある人々のためにわたしは心からの祈りをお約束いたします。一日も早く憎しみや敵愾心を取り除き対話への努力を続けるよう心からお願いいたします。

 








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