2014-11-10 18:58:34

「必要なのは壁ではなく、橋」教皇、ベルリンの壁崩壊25年に言及


教皇フランシスコは、9日、日曜正午の祈りの席で、ベルリンの壁崩壊から25年に言及された。

1989年11月9日、ベルリンを二分するのみならず、ヨーロッパと全世界のイデオロギー的分裂の象徴であった壁が崩壊したことは、突然ではあったが、時には命をも犠牲にした、多くの人々の長い闘いと、祈り、苦しみが可能にしたことであったと、教皇はこの歴史的出来事を振り返り、この中で教皇聖ヨハネ・パウロ2世の果たした重要な役割を示された。

主の助けとすべての善意の人々の協力をもって出会いの文化を推進し、未だ世界を分離するすべての壁を倒し、無実の人々が迫害されたり、信条や宗教のために殺害されることが二度とないようにと祈られた。

「壁のあるところには、閉じた心があります。必要なのは壁ではなく、橋です!」と教皇は話された。








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