2014-09-08 19:44:30

アフリカのブルンディで3人のサヴェリオ会修道女殺害
教皇フランシスコの弔電


中央アフリカ・ブルンディの首都ブジュンブラ郊外の修道院で9月8日3人のサヴェリオ会修道女が何者かによって殺害された。殺害の犯人および目的などの詳細については今のところ明らかになっていない。3人の修道女はイタリアに本部を置くサヴェリオ宣教修道女会に属するシスターたちで長年にわたりアフリカでの福音宣教に携わり,
特に医療関係で貧しい人々や苦しむ人々の傍らで献身的に奉仕してきていた。今回の事件によって地域の関係者や信徒たちの間に深い不安と衝撃が広まっている。この悲劇の知らせを受けて教皇フランシスコは直ちに教皇庁国務長官パロリン枢機卿を通じてブジュンブラの大司教とサヴェリオ宣教修道女会総長に弔電を送られた。その内容は次の通り。


ブジュンブラ大司教エヴァリスト・ヌゴヤゴエ司教様
教皇様はブジュンブラの聖マリア・グイド・コンフォルティ小教区にて司牧活動に奉仕していた3人の修道女、シスター・ベルナデッタ・ボジアンニ、シスター・ルチア・プリチおよびシスター・オルガ・パスキエッティ殺害の知らせを深い悲しみをもって受け取りました。
教皇様は、主イエス・キリストにこれらの忠実で信仰あつい3人のシスターたちを平和と光のそのみ国に迎え入れてくださるよう祈っておられます。
教皇様はこの悲劇的状況の中でかの地の修道女および犠牲者の家族そして全教区の信徒たちともいることを表明し、同時に突然の悲しむべき喪失感に襲われている全ての人々に心からの使徒的祝福を送られます。

.わたし自身も教皇様と心を合わせ亡くなられたシスターたちの冥福をお祈りいたします。

教皇庁国務長官
ピエトロ・パロリン枢機卿


サヴェリオ宣教修道女会総長シスター・イネス・フリッツァ様

教皇様はブルンディで殺害された三人の修道女たちの悲劇に強く打たれ、かつ、熱意に満ちた3人のメンバーを失うことによる同会の皆さんの深い悲しみに心を合わせておられます。
流された3人の血が人々の間に真の兄弟愛を築くことが出来るよう心から希望すると共に、
寛大な福音の証人だった3人のシスターたちのために心からのお祈りをお捧げします。
また家族の方々や修道会全体また彼女らの死を悼む全ての人々に心からの使徒的祝福を送られます。

教皇庁国務長官
ピエトロ・パロリン枢機卿










All the contents on this site are copyrighted ©.