2014-08-17 17:36:48

韓国訪問:教皇「若者たちよ、起き上がれ」アジア・ユース・デー閉会ミサ、次回はインドネシアで


教皇フランシスコは、韓国司牧訪問4日目の17日午後、第6回アジア・ユース・デーの閉会ミサを捧げられた。

「起きよ、光を放て!」(イザヤ60,1)をテーマに、韓国で開催されていたアジアのカトリック青少年の集いは、この日最終日を迎えた。閉会式のため、18~19世紀の韓国のカトリック信者の殉教の地、海美邑城(ヘミウプソン)に、およそ4万人の若者たちが集った。

ミサの説教で、「殉教者の栄光が皆さんの上に輝くように!」と参加者らに語りかけた教皇は、アジアの若い信者たちに、キリスト信仰を証しした人々の貴重で偉大な遺産を引き継ぐ者としての自覚を促された。

様々な伝統・哲学・宗教が浸透したアジア大陸は、キリストを証しする上で新しい可能性を持った世界であると教皇は述べ、恐れずにキリスト教信仰の叡智を社会生活の様々な場にもたらして欲しいと願われた。

教皇は若者たちに「皆さんは教会の未来であるだけでなく、教会の現在です」と話し、教会共同体と一致・協力し、より聖なる、宣教的で、謙遜な教会の構築に積極的に参与するよう希望された。

また、教皇は現代社会の様々な圧力、誘惑が、聖性の素晴らしさ、福音の喜びに対する感受性を曇らせることが無いよう、注意を喚起された。

若い信者たちが、キリストを受け取り、キリストを人々にもたらし、キリストに忠実に奉仕し、アジアのいたるところで、いかなる時にもキリストを賛美することができるよう、聖母の助けを祈られた教皇は、「アジアの若者たちよ、起き上がりなさい!」と力強い励ましを与えられた。

次回のアジア・ユース・デーは、2017年、インドネシアで開催される。ミサの終わり、インドネシアの若者たちが会場で皆に挨拶をおくった。









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