2014-06-02 19:00:46

バチカン庭園でロザリオの祈り


5月31日夜、バチカン庭園で恒例のロザリオの祈りがとり行われた。

カトリック教会は伝統的に5月を聖母マリアに捧げる月としている。「聖母月」5月の最終日、ロザリオの祈りの参加者たちは、市国内のサント・ステファノ・デリ・アビッシーニ教会から出発し、祈りと聖歌を唱えながら、バチカンの丘にあるルルドの洞窟前まで上がっていった。この洞窟はフランスの聖母巡礼地ルルドの洞窟を模して1902年に作られたもの。

洞窟前では、アンジェロ・コマストリ枢機卿によってみことばの祭儀がとり行われた。

教皇フランシスコは集いの終わりに参加者らに挨拶をおくられた。

この日は典礼暦で「聖母の訪問」を記念したことから、教皇は、マリアが受胎告知後、自分と同じようにその頃身ごもっていた従姉妹のエリザベトを訪ねたエピソードを観想。奉仕のために急いで駆けつけるマリアのいつでも準備のできた態度を指摘された。

そして、わたしたちが聖母に祈る時、わたしたちが人生の中でその保護や助けを必要とする時、聖母はわたしたちを待たせることはないだろうと説かれた。








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