2014-05-05 18:49:01

教皇、ローマの聖スタニスラオ教会を訪問、ポーランド人共同体と交流


教皇フランシスコは、4日午前、ローマ市内の聖スタニスラオ教会を司牧訪問された。

同教会は、11世紀のポーランドの司教・殉教者、クラクフの聖スタニスラオに捧げられ、ローマのポーランド人信者らが集う教会となっている。

ポーランド出身の教皇、ヨハネ・パウロ2世の列聖から1週間、この日同教会では感謝のミサがとり行われた。

教皇フランシスコは司式したミサの説教で、かつて聖ヨハネ・パウロ2世が祖国ポーランドや自身の人生の様々な時に、この教会を80回以上訪れていたことを思い起こされた。

ヨハネ・パウロ2世が悲しみや失望の時も、決して希望を失わなかったのは、その希望と信仰が神という岩にしっかりと据えられていたからであったと教皇は強調。歴史の試練を体験したポーランドの人々が、栄光に入るためには十字架を通らねばならないことを知っているように、聖ヨハネ・パウロ2世もまたこの道をたどったと話された。

「わたしたちもまたこの道を通る覚悟があるだろうか」と教皇は問いながら、エマオの弟子たちと同じように、わたしたちもまた「旅する復活の主」と共に歩き、自分たちも「復活の旅人」となって、悲しみ苦しむ人たちの心を温め、彼らと共に兄弟愛のパンを裂いていこうと呼びかけられた。








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