2014-02-25 17:23:23

教皇「家族たちへの手紙」を発表、今秋のシノドスを前に


教皇フランシスコは、25日、「家族たちへの手紙」を発表された。

この書簡は、今年10月にバチカンで開催される家庭をテーマとしたシノドス(代表司教会議)を前に記されたもの。教皇は福音宣教の観点から家庭司牧を考えるこのイベントに向け、教会全体が共に歩んでいくよう呼びかけておられる。

「教会は家庭をめぐる新しい司牧的急務に対応しながら福音を告げるように招かれている」と教皇は述べ、このシノドスに教会のすべての成員、司教・司祭・奉献生活者・信徒らが具体的な助言や祈りをもって積極的に参加することを期待された。

家庭の教会と社会における召命と使命、またその司牧上の問題を考えるこのシノドスに、信徒の家族が祈ることは必要かつ特別な意味を持つと教皇は指摘。

2月2日の「主の奉献」の祝日に記されたこの書簡で、教皇は神殿に奉献された幼子イエスを囲む若いマリアとヨセフ、そして高齢のシメオンとアンナの姿を観想しつつ、異なる世代に出会いと一致をもたらすイエスの役割に言及されている。

教皇はイエスを尽きることのない愛の源として示し、喜びに満ちた家庭の歩みにはイエスが与える真の愛があるべきと強調。

次回シノドスの実りと、ご自分の神の民への奉仕に、信徒たちの貴重な祈りを願いながら、教皇はすべての家庭に祝福をおくっておられる。








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