2014-02-13 17:04:21

教皇一般謁見・カテケーシス・聖体の秘跡について①(要約)(2014.2.5)


親愛なる友人の皆さん

わたしたちは主が聖体の秘跡によって下さった恵みに決して十分に感謝しきれないことでしょう。聖体の秘跡は、大変偉大な贈り物です。ですから、主日にミサに行くのは非常に大切なことです。ミサにただ祈りに行くだけでなく、聖体をいただくためにいくのです。このパンはわたしたちを救い、赦し、天の御父に一致させてくださるイエス・キリストご自身の身体です。聖体拝領をするのは素晴らしいことです。わたしたちにとって主日はとても重要です。聖体によってわたしたちは教会、神の民、キリストに属している者であることを実感します。

最後の晩餐でイエスが取られた行為は、愛と憐れみに対する御父への限りない最高の感謝でした。感謝は、ギリシャ語でエウカリスティアといいます。聖体を指すのと同じ言葉です。聖体の秘跡は感謝なのです。愛のためにその御一人子を与えてくださるほどに、わたしたちを愛してくださった御父への最高の感謝です。

「記念」は単なる思い出を意味しません。この秘跡を祝うごとに、キリストの受難と死と復活に参与することを意味します。聖体は神の救いのみ業の頂点を極めます。主イエスはわたしたちのためにパンとなり、わたしたちの上にそのすべての憐れみを注がれます。こうしてわたしたちの心を新たにし、我々の存在そのもの、わたしたちの神と兄弟たちとの関わり方をも更新するのです。

全生涯にわたって続くこの業は、初聖体の日に始まっているのです。子どもたちが初聖体によく準備するのは大変大切なことです。すべての子どもたちがきちんと初聖体を準備しますように。なぜなら、これは洗礼と堅信の秘跡の後、イエス・キリストに強く属するための第一歩だからです。








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