2014-01-31 17:51:51

2015年に、奉献生活者のための特別年


カトリック教会は、2015年を奉献生活者に捧げる年とすることが明らかになった。

教皇庁奉献・使徒的生活会省(長官:ジョアン・ブラス・ジ・アビス枢機卿)は、31日、この特別年について概要の説明を行なった。

教皇フランシスコは、2013年11月29日、バチカンで男子修道会総長120名との出会いの際、2015年は「奉献生活者」に捧げる年にしたいと述べられた。その後、奉献・使徒的生活会省との話し合いのもと、この特別年実施に向けての主な内容がまとめられた。

この年は、「奉献生活と教会にとっての恵みの時」として、1年を通して様々な行事が予定されている。

奉献生活者の年は、第2バチカン公会議(1962-1965)から半世紀、特に奉献生活者に関する公文書「修道生活の刷新・適応に関する教令」(1965)の公布50周年を記念するものである。

また、第6章に「修道者について」という項目を持つ「教会憲章」の公布(1964年11月)から今年で50周年であることをも記念するために、この特別年の開幕を今年の秋とし、その閉幕を2015年11月にする旨が提案されている。

奉献生活者の年は、教皇フランシスコの今後のスケジュールを尊重しつつ、可能ならば今年11月21日、観想修道会の修道者たちに捧げられた「祈る人のための日」に教皇の荘厳ミサによって開幕する。

今年11月には、奉献・使徒的生活会省の総会を開催、第2バチカン公会議以降の奉献生活をテーマとした会議を行なう。

また、特別年開催中には、若い修道者(修練者、有期誓願者、誓願を立ててから10年以内の無期誓願者)の出会いや、養成者の集い、奉献・使徒的生活会省主催の奉献生活をめぐる神学会議なども予定されている。








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