2014-01-28 18:56:18

「キリストは分けられてはならない」聖パウロ大聖堂で一致を願う夕べの祈り


教皇フランシスコは、25日午後、ローマの城壁外の聖パウロ大聖堂で、夕べの祈りをとり行われた。

今月1月18日から行われていた「キリスト教一致祈祷週間」は、典礼暦で「聖パウロの回心」を記念したこの日、最終日を迎えた。

この集いには、ローマのキリスト教諸教会の代表らも参加し、共にキリスト者の一致を祈った。

教皇は、2014年度の同週間のテーマとなった「キリストは幾つにも分けられてしまったのですか」(一コリント1:1-17)という聖パウロの言葉に耳を傾け、キリスト者の分裂の状況を恥ずべきものとして見つめるよう招かれた。

「キリストは分けられてはならない。この確信は、すべてのキリスト者の目に見える完全な一致を再びもたらすために、わたしたちが謙遜と信頼のうちに歩むことを支えるだろう」と教皇は述べ、「皆で共に歩む、それがすでに一致の一歩です」と強調された。

そして、「一致は常に対立に勝るもの」と話された教皇は、わたしたちがキリストと深く一致することで、互いの間にある対立や分裂、エゴイズムを乗り越えることができるようにと神に祈られた。








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