2014-01-24 15:42:04

教皇、オランド仏大統領と会見


教皇フランシスコは、24日、バチカン宮殿にフランスのフランソワ・オランド大統領を迎えられた。

教皇と大統領の出会いは和やかな雰囲気のうちに行われ、会談では共通善に対する宗教の貢献が中心的話題となった。

フランスと教皇庁の友好関係に触れながら、共通の関心問題における建設的な協力のために、国家とカトリック教会の定期対話の重要性が強調された。

また、人間の尊厳の擁護と推進について、家庭、生命倫理、宗教共同体の尊重、信仰の場の保護などがテーマとなった。

さらに国際問題においては、貧困・発展・移民・環境などの問題に言及。中東、アフリカなど紛争地域において、少数派の民族・宗教をはじめすべての社会構成員の参加と対話による、社会の平和的共存の再構築が望まれた。

この後、オランド大統領は、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン大司教および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教と会見した。








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