2013-09-19 18:07:20

「母なる教会の祈りの力に信頼しよう」教皇一般謁見


教皇フランシスコは、バチカンで18日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は先週に引き続き、「母としての教会」について考察。

良き母のように、わたしたちに人生の歩むべき道を示し、常に忍耐と憐れみと理解に満ち、わたしたちを神の手に託す教会の姿を信者らと共に観想された。

子たちに人生の歩み方を教え、成長の過程において正しい道を示し導く母親のように、教会もまたわたしたちの人生をより良く生きるための指針と教えを与えてくれると教皇は述べられた。

たとえば「十戒」は、あれをしてはいけない、これをしてはいけないという、禁止事項のかたまりではなく、人が偶像に隷属しないよう招き、神を愛し、両親を尊敬し、正直であることなどを思い出させる、神の愛と優しさそのものであると説かれた。

また、母親は子が大きくなり自分の力で歩むようになっても、子を見守り、彼が過ちを犯した時も、そばにいて助け、愛し、自分を与えることを惜しまないが、教会も憐れみ深い母のようにその家の扉を閉ざさず、神の赦しに導き、希望をもたらすために我々の魂の闇に入ることを恐れないと話された。

さらに、母親が子のためにはあらゆる扉を叩き、願い、神に祈るごとく、教会は神の心の扉を叩き、わたしたちのあらゆる状況をその御手に託すと述べた教皇は、母なる教会の祈りの力に信頼しようと呼びかけられた。








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