2013-08-30 18:41:55

マゾンブエ枢機卿逝去、ルサカ名誉大司教


ザンビアのルサカ名誉大司教、メダルド・ジョゼフ・マゾンブエ枢機卿は、29日、入院先のルサカの大学病院で逝去した。81歳だった。

マゾンブエ枢機卿は、1931年、ザンビアのチパタ教区に、カテキスタの父と信仰深い母のもとに生まれた。

1960年、司祭叙階。1970年、39歳でチパタ教区創立以来3人目の司教となり、26年にわたる積極的な司牧を行なった。

1972-1975年、1988-1990年、1999-2002年の3期において、ザンビア司教協議会会長。1979-1986年、東アフリカ司教協議会連盟会長。

1996年、ルサカ大司教。2006年まで教区長を務めた。多くの小教区のほか、女子修道会、ラジオ局、司牧・霊性センターなどを設立。小神学校を再開させ、新しいルサカ大聖堂を献堂した。社会と風土に根付く教会を育てることに取り組んだほか、貧しい国々の債務取り消しのための働きにも重要な役割を果たした。

2010年、枢機卿に任命された。

教皇フランシスコは、ルサカのテレスフォレ・ムプンドゥ大司教に宛てた弔電で、マゾンブエ枢機卿の逝去に深い悲しみを表された。教皇は、アフリカにおける福音宣教と、貧しい人々への奉仕に尽力した同枢機卿を思い起こされ、その努力に憐れみ深い神が報いてくださるようにと、故人の冥福を祈られた。

マゾンブエ枢機卿の逝去により、現在の全枢機卿数は201人、そのうち教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿は112人、投票権を持たない80歳以上の枢機卿は89人となった。








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