2013-08-29 16:38:22

教皇、ヨルダン国王と会談「シリア情勢解決に、対話は唯一の道」


教皇フランシスコは、29日、ヨルダンのアブドラ2世国王とお会いになった。

この朝、バチカン宮殿を訪問したアブドラ国王とラニア王妃を、教皇は温かく迎えられた。教皇フランシスコと同国王の会見は今回が初めてとなる。

教皇と国王の会談では、イスラエル・パレスチナ間の和平交渉や、エルサレム問題をはじめとする中東平和の推進が主なテーマとなった。

特に緊張のただ中にあるシリア情勢については、国際共同体の支援の下、シリア社会のすべての構成層を交えた対話・協議の道を開くことが、非武装の市民ら多くの人命を奪う闘争と暴力を終結させる唯一の方法であると確認された。

また、9月にアンマンで開催される中東のキリスト教徒をめぐる会議の開催など、アブドラ国王の諸宗教対話における取り組みに賛辞がおくられたほか、同地域でのキリスト教共同体の社会的貢献にも話題が及んだ。








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