2013-08-29 18:27:00

「美と、善、真理の未来を築こう」教皇、イタリア・ピアチェンツァの若者たちに


教皇フランシスコは、28日、北イタリア・ピアチェンツァの若者たちとお会いになった。

およそ500人からなるこの巡礼団は、現在開催中の「信仰年」を機会にローマを訪れていた。

教皇は青年たちとの交流を大変喜ばれ、それは若者らが「希望を持つ人たち」「未来を築く人々」であるからだと話された。

最近の若者から、「時代が良くないから、何もできません」という声を聞くと述べた教皇は、「大きな理想や未来のために挑戦しないのは残念なこと」「挑戦とは、できることだけをするのではなく、偉大なもの、すばらしいことに自分を賭けることだ」と、皆を勇気付けられた。

「皆さんの中には3つの望みがある。それは美しいものへの望み、善なるものへの望み、そして真理への望みです」「皆さんは美しいものを求め、善いことをしたいと思い、真理に渇いています」と教皇は語り、特に「真理は持つものではなく、出会うもの。真理とはすなわち神であり、皆さんはそれを探さなくてはならない」とも説かれた。

「やる気のない若者は悲しいものです。どうか、美と、善と、真理をもって未来を築いてください」「皆さんにはできるはずです。勇気を持って、逆境に負けずに前進しましょう」と、教皇は青年たちに大きな励ましをおくられた。








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