2013-08-26 13:05:59

教皇、シリアに平和を訴える「武力ではなく対話を」


教皇フランシスコは、緊迫した状態の続くシリアに改めて平和を強くアピールされた。

25日バチカンで行われた正午の祈りの席で、シリア情勢を苦しみと憂慮をもって見守っていると述べた教皇は、大量殺戮や残忍な行為の拡大によって市民間の闘争がより暴力的になっていることに重大な懸念を表明された。

こうした中、教皇は「武力衝突は問題解決への希望をもたらさない。必要なのは互いに向き合い、対話する力である」と、闘争の停止を訴えられた。

教皇はこの闘争のすべての犠牲者のために深く祈ると共に、子どもたちをはじめ苦しむ市民のために連帯を表され、平和への希望を失うことのないよう呼びかけられた。

また、国際社会にシリア情勢により関心を示し、破壊と死をもたらすこの紛争の解決の糸口を見つけるよう願われた。








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