2013-07-18 18:58:38

教皇、リオデジャネイロ司牧訪問へ、詳細日程


教皇フランシスコは、22日(月)から29日(月)まで、ブラジルのリオデジャネイロを司牧訪問される。

リオデジャネイロで開催される第28回世界青年の日大会(ワールドユースデー、WYD、期間:7月23日~28日)への参加を目的とした今回の旅は、教皇フランシスコの初めての海外訪問となる。

8日間の日程で、教皇は世界青年の日大会参加の若者たちと交流されると共に、ブラジル大統領はじめ同国の各界要人との会見、アパレシーダへの巡礼、薬物・アルコール依存患者らの更正医療施設やファヴェーラ(スラム街)への訪問、若い受刑者たちとの出会いなど、様々な行事を予定されている。

教皇は7月22日(月)朝、ローマを出発。リオデジャネイロに現地時間の同日夕方、到着される。空港でジルマ・ルセフ大統領はじめ関係者の出迎えを受けた後、市内のグアナバラ宮殿で公式の歓迎式典に出席、大統領およびリオデジャネイロ州知事らとの会見が続く。この後、教皇は滞在中の宿泊先となる郊外スマレのリオデジャネイロ大司教レジデンスに向かわれる。

23日(火)、教皇はスマレで私的に休養される。

24日(水)より教皇は宗教的・司牧的行事を開始される。まず午前、教皇はアパレシーダに巡礼。聖母巡礼聖堂でミサを捧げられる。夕方には、リオデジャネイロ市内のカトリック系更正医療施設で薬物・アルコール依存患者や医療関係者との出会いを持たれる。

25日(木)午前、リオデジャネイロの市庁舎で、教皇は市の鍵を贈られると共に、ここで2016年オリンピックとパラリンピックの旗を祝別される。続いて同市のファヴェーラのマンギニョス地区を訪問。住民の生活向上を目指す再生計画が進むこの地区で、教皇は小教区を訪問するほか、サッカー場で住民たちとの集いを持たれる。この日の夕方には、WYD参加の青年たちと教皇との最初の出会いが行なわれる。コパカパーナ海岸で若者たちが主催する教皇の歓迎式に出席、聖書朗読や講話、祈りを共にする。

26日(金)午前、教皇はリオデジャネイロ市内のキンタ・ダ・ボア・ヴィスタ公園で、WYDの若者たち数人に赦しの秘跡を授けられる。この後、市内の大司教館で若い受刑者たちとお会いになる。正午には大司教館のバルコニーからアンジェラスの祈りを唱えられる。この日、教皇はWYDの参加者代表12人(5大陸と開催地ブラジルから男女各1名)と昼食をとられる。夕方からは、コパカパーナ海岸通りで青年たちと十字架の道行きをとり行われる。

27日(土)早朝、教皇はリオデジャネイロ司教座大聖堂でWYD参加の司教・司祭・修道者・神学生らとミサを捧げられる。この後、市立劇場でブラジル各界代表者らと会見。WYD大会記念ミサを翌日に控え、夕方からグアラティバで、若者たちと前夜の祈りを行われる。

28日(日)午前、教皇はグアラティバで、第28回世界青年の日リオデジャネイロ大会のための記念ミサを司式。帰国を前にした午後、スマレでラテンアメリカ司教協議会の司教らと、続いて、コンベンションセンターで大会運営ボランティアたちとお会いになる。教皇は夕方、リオデジャネイロの空港で送別式に臨まれ、ブラジル時間午後7時、特別機で現地を発たれる。

教皇のバチカン入りは、現地時間29日(月)正午頃を予定している。











All the contents on this site are copyrighted ©.