2013-06-19 14:22:23

世界難民の日:教皇「難民の家族が直面する問題に目を向けよう」


教皇フランシスコは、バチカンの聖ペトロ広場で19日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

この席で教皇は、翌日20日に記念される「世界難民の日」に言及。今年は、特に難民の家族の状況に目を向け、暴力や、宗教・民族・政治的信条の違いによる迫害・差別から逃れるため、家や祖国を早急に後にせざるを得ないこれらの人々の境遇を考えるよう招かれた。

教皇は、難民の家族たちが直面する様々な問題として、旅の危険や、家族離散の可能性、受け入れ国で直面する文化・社会の違いなどを挙げながら、わたしたちは難民生活をするこれらのすべての兄弟姉妹を助け、理解し、受け入れるよう招かれているとアピールされた。

「これらの人々の顔には、キリストの御顔が刻まれています!」と述べられた教皇は、世界にこれらの難民を支援する人々と組織が欠けることのないようにと願われた。

また教皇は、先日16日(日)、「信仰年」の特別行事として「いのちの福音のためのミサ」を捧げ、いのちであり、いのちの源でもある神、神的ないのちの与え主であるキリスト、そして真の神の子としての神との生き生きとした関係をわたしたちに保たせる聖霊を祝ったことを報告。

「いのちの福音」を受け入れ、証しし、いのちのあらゆる段階をあらゆる角度から推進し、守るよう、信者たちに呼びかけられた。

この日のカテケーシス(教会の教えの解説)では、教皇は「キリストの神秘体」という教会の本質について考察された。








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